れたぁ

共励第二保育園 平成11年度 4歳児 総合保育

すみれ組 28人 (担当保育士/谷恵子・斉藤綾)
たんぽぽ組 28人(担当保育士/上島真理子・大曽根香代子(パート)

お手紙を通して───

人と人(子と子、子と親、親と親、親と保育園)の関わりを深めよう
相手を思いやる優しい心を養おう
文字への興味を深め、もじの世界を楽しもう

の考えのもとに総合保育『れたぁ』は生まれました。

4月のある日、子どもたちのもとに“ふう”から一通の手紙が届きました。“ふう”は手紙を通していろいろなことを知らせてくれました。やがて、子どもたちの中に「誰かに手紙を送りたい」という気持ちが芽生えはじめました。保育士が用意したコーナーで子どもたちは思い思いの手紙を作りだしました。

はじめは、絵だけの手紙だったものがやがてスタンプ文字を使って簡単な言葉や名前を表すような手紙になりました。そんな活動を繰り返すうちに子どもたちはどんどん文字を覚えていきました。『れたぁ』は郵便ごっことなり、クラスの中だけでなく園全体を巻き込んでいきました。

レター1.jpeg7月にお家の方々から子どもの名前をつけた時のエピソードと我が子の自慢話をお手紙でいただくようお願いしました。その手紙はとても素敵だったので、回覧できるようにまとめました。子どもたちは順番に家に持ち帰り家族で楽しみました。それをきっかけに、『れたぁ』は保育園の外へと広がっていきました。家庭の中での親と子のやりとりや兄弟とのやりとり、本物の郵便を使っての子どもたちどうしでのやりとり、遠方のおじいちゃん・おばあちゃん・おばさん等とのたくさんの交流が生まれ、あたたかい気持ちが行き来しました。

2月の保育展には保育室に郵便局がオープンしました。お父さんお母さんから子どもたちに宛てた手紙が届きました。どの子もお父さんお母さんからもらった手紙に大感激でした。手紙を広げ自分の力で文字を読みました。それを見守るお父さん、お母さん、家族の方々のあたたかい気持ちが行き交いました。
『れたぁ』は今みんなの心に支えられ、一人ひとりのレターボックスの中で子どもたちの宝物になっています。

目次:

しぜんれたぁ

〜風の子“ふう”からの手紙~

風の子“ふう”は手紙を通して、子どもたちに季節の便りやいろいろな出来事、クイズなどを届けてくれます。
子どもたちは“ふう”からのお手紙を楽しみにするようになりました。

  • 風の子“ふう”からの手紙
    • 季節のたより(通年)【散歩自然観察】
    • アサガオの種のプレゼント(5月)【栽培・観察画・しぼりぞめ】
    • 何も書いてない手紙(6月)【おばけやしきへの誘い(児童館のおばけ屋敷に参加)・おばけごっこ】
  • なぞなぞ博士からの手紙
    • なぞなぞあそび(スタンプ文字)
    • しりとりあそび(スタンプ文字)
    • がんばりカード

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こころのれたぁ

大好きなお友達へ渡す手紙。先生へそっと渡すかわいい手紙。お父さん、お母さんへ渡す心を込めて書いた手紙。あげてうれしい、もらってうれしい手紙。毎日毎日たくさんの『れたぁ』が行き交いました。

2-1 ミニミニれたぁ・ラブカード(通年)
2-2 バースデーカード・ 記念日カード
   [母の日(5月)/父の日(6月)/敬老の日(9月)/勤労感謝の日(11月)]

  • おてがみごっこ
  • レターボックス作り(保育参観6月)
  • おはなしれたぁ

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おうちれたぁ

名前の由来(6月)・我が子自慢(7月)

家族みんなで総合保育に参加してもらおうと、お家の方々にも手紙を書いてもらいました。
あたたかい心のつまった手紙をまとめて回覧板にして各家庭に回しました。園と家庭との交流が深まりました。

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れたぁで郵便ごっこ

「本物の手紙はどうやって届くの?」という素朴な疑問から、手渡ししていた手紙ごっこは郵便の仕組みにまで
目を向けるようになりました。

4-1 れたぁで郵便ごっこ(通年)
4-2 お父さんお母さんからの我が子への手紙(2月)

郵便グッズを作ろう(年間)・・・はがき/切手/便せん/封筒/ポスト/バイク/帽子/かばん
古切手集め(9月)
郵便当番(10月)・・・・・・・回収/仕分け/配達/消印押し
郵便局作り(1月)・・・・・・・看板/開局のポスター
郵便局オープン(2月)・・・・・局員になって・切手販売・郵便受付

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ひろがったれたぁ

毎日毎日繰り返されたお手紙ごっこは、どんどん子どもたちの中に浸透していきました。
お手紙ごっこは保育園の中だけの活動には収まりませんでした。
お家の中での手紙のやりとりや、本物の郵便を使っての手紙が保育園に届くようになりました。
お友達からおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんとあたたかい『れたぁ』がみんな
の心を行き交いました。

5-1 ■旅先からの手紙・暑中見舞い ■家庭にて・お友達どうしが本物の郵便で
5-2 ■家族の中で ■お母さんからクラスのみんなへ

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れたぁ(保育実践記録)

文/谷恵子(すみれ組)

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この保育を終えて

ー担当保育士の感想ー

上島真理子(たんぽぽ組)/斉藤綾(すみれ組)

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